学習するターゲットを分析する

効率よく何かを成し遂げようと思ったら、とにかくはっきりとした道筋をつけることだ。もちろん、思った通りに進むことなどあれば奇跡的なものだが、それでも、そこまでの流れが見えていれば見えているほど、進んでいくのが楽になる。

現在、巷ではコーチングというものがかなり流行っていようだ。このコーチングというものは、この進むべき道を見せてくれて、ちゃんとその道をすすんでいるか、脇道にそれたり必要以上に休んでいたりしないかをチェックしてもらうことが、一番の肝なのではないかと思う。

人間、やることが決まっていれば、とりあえずそれを行うことは比較的容易にできる。ただ、決まっているというのは、「頭を使わずに考えることなく」ということで、ここ場一番重要なところだ。「そんなことはわかっているさ」と思う人は多いと思うが、ここでちょっと考えてほしいい。本当に頭を使わないでできる?

たとえば、どこかに電話をする必要があったとしよう。その時に、その電話番号を調べなくても大丈夫であれば、OKである。ただ、何かを使って、例えばネットで検索したり、書いてあるメモを探したりするひつようがあれば、それはもう「頭をつかわずに」という条件から外れてしまう。

すると、その時点で一つ先へ行くハードルが上がってしまう。

もし、何らかの都合により、「後で行おう」ということになったのであれば、少なくとも、電話番号だけは調べて、すぐに目見つくところに書き留めて置いたり、携帯のアドレス帳にいれておかなければ、そこで仕事が止まる可能性が出てきてしまう。

もちろん、電話をすることが楽しくてたまらないのであれば必要ないのだが。

ここで一つ考えてほしい。

ネットを見る、TVを見る、ゲームをする、好きな本を読む、これらの作業にはほとんどの人がちゅうちょなく入れると思う。それは、何も考えずに始められるからだし、また好きなことなら多少の面倒は苦にならないからだからだ。

だから、やることがあったとしても、それに抵抗があればあるほど、楽な作業に逃げていきたくなってしまうのは、ある意味しょうがないとも思える。

だからこそ、若干でも抵抗のある作業をするためには、単なるモチベーションだけではなく、「すぐに簡単にできること」まで作業を落とし込んでおく必要あがある。

そのためには分析が必要だ!次回は、分析方法について書いていこうと思う。

コメント