宿曜占星術

宿曜占星術とは

二十八宿七曜
宿曜経に基づき、二十八宿や七曜星などの星の運行によって、日の吉凶と人の運命との関係を占う術。日本には平安時代に伝わり、中世にかけて流行した。宿曜道。しゅくよう。

歴計算
宿曜 印象と相性

印象と相性

命の関係

「命の関係」の二人は、性格や好みなどがよく似ていて、出会ってから意気投合するにはそう時間はかかりません。何から何まで同じですから、腹の探り合いをしなくていい反面、良くも悪くも自分の長所と短所も相手を通して見えてきてしまうので嫌悪感を抱いてしまうことも。しかし一度縁が生じると、強い絆によって一生離れられない深い間柄となるのです。

業胎の関係

自分から見て「業」の宿は「前世」においての自分の宿、「胎」の宿は「来世」における自分の宿を意味しています。「業」の相手と、「胎」の相手とは、前世からの因縁で結ばれ、更には来世でも縁を持つ間柄なのです。

目には見えない運命的な力によって出会うことになる二人。たとえ性格や環境が異なるものだとしても、趣味や考え方に不思議と共通点があり、魂の繋がりを感じずにはいられません。人生の大切な節目にあらわれ、一緒に力を合わせて目的を遂げ役目を終えると、また違う場所へ旅立ってしまうという宿命にあります。「業・胎の関係」の相手との縁は、たとえわずかなものだったとしても、人生において重要な意味を成すことになるはずです。

栄親の関係

自分から見て「栄」の相手は「繁栄」を表し、「親」の相手は「親愛」を表します。お互いに高め合い、相乗効果でWinWinな関係を築くことができる、経済基盤を作るうえで最高の相性です。

出会いのインパクトは薄いものとなりますが、日々を重ねるごとに信頼を積み重ね、かけがえのない存在へとなっていく間柄です。

友衰の関係

自分から見て「友」の相手は、字のごとく何でも話せる友人のような存在を表し、「衰」の相手は自分が尽くし癒してあげる相手になります。「安」の人は優位なポジション、「衰」の立場の人はどちらかといえば弱い立場になる間柄というわけです。

「友」と 「衰」の関係は一見すると、一方に力関係が偏りがちなバランスの悪い相性に見えます。けれども、精神的な絆で結ばれ、意気投合しやすく、人生観や価値観の合う一緒にいて楽しいと感じることのできる関係といえます。

安壊の関係

自分から見て「安」の相手は「安心をもたらしてくれる相手」となり、「壊」となる相手は「その人によって自分が破壊される相手」を意味します。簡単に言えば、「安」である人は優位なポジション、「壊」である人は不利なポジションとなる間柄なのです。
相手を破壊することも、破壊されることも人間関係をはぐくむ上で望ましいことではありません。しかし、ふたりの間に生じる縁あまりにも深いため、かかわらずにはいられない運命となります。

危成の関係

自分から見て「危」の相手は「危険」を表し、深く係わるには少し不安をおぼえる相手。「成」の相手は「成功」を表し、自分にはないものを補って成長させてくれる相手になります。

自分とは正反対の性格の異なる二人ですが、相手の長所を認め、欠点を補えながら付き合うことのできる仲で、気のおけない友人のような関係です。

しかし基本的には異質なので、喜びや悲しみを共感し合える相手ではありません。お互いの「違い」を尊重し合いながら適度に距離をとって接しておくほうが、よい関係を築きあげることができます。

スピリチュアルライフ
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宿の印象

角宿 (かくしゅく) 
亢宿 (こうしゅく) 
底宿 (ていしゅく) 
房宿 (ぼうしゅく) 
心宿 (しんしゅく) 
尾宿 (びしゅく) 
箕宿 (きしゅく) 
斗宿 (とうしゅく) 
女宿 (じょしゅく) 
虚宿 (きょしゅく) 
危宿 (きしゅく) 
室宿 (しつしゅく) 
壁宿 (へきしゅく) 
奎宿 (けいしゅく) 
婁宿 (ろうしゅく) 
胃宿 (いしゅく) 
昴宿 (ぼうしゅく) 
畢宿 (ひつしゅく) 
嘴宿 (ししゅく) 
参宿 (さんしゅく) 
井宿 (せいしゅく) 
鬼宿 (きしゅく) 
柳宿 (りゅうしゅく) 
星宿 (せいしゅく) 
張宿 (ちょうしゅく) 
翼宿 (よくしゅく) 
軫宿 (しんしゅく)